令和7年度恩賜財団母子愛育会埼玉県支部 定期総会に参加しました。
令和7年6月3日(火)
恩賜財団母子愛育会 愛育推進部
令和7年度の定期総会が、浦和コミュニティセンター第15集会室にて開催されました。令和6年度の報告及び令和7年度の事業計画が承認され新年度の活動がスタートしました。健康長寿の普及啓発及び育児不安解消並びに虐待予防の推進と子どもの健全育成への協力を活動方針に掲げ、埼玉県下27市町、3,259人の班員が力を結集して活発に活動しています。
それぞれ、「令和6年度活動報告より各支部のつぶやき」に特徴ある活動の様子が紹介されていますのでご覧ください。
また、昨年は支部結成80周年の記念を迎え祝賀会を盛大に行われました。その様子を「写真で見る愛育班活動」のタイトルで総会誌に紹介されていました。
令和6年度活動報告より各支部のつぶやき
写真で見る愛育班活動

令和6年度活動報告より各支部のつぶやき
さいたま市
会の活動を周知するため「保健愛育だよりを年1回発行
蕨市
蕨市SDGs推進事業(協働提案事業)等、他の団体との協働により事業協力や活動の場が増えました。
志木市
子育て世代のニーズの変化や地域の担い手不足が課題としてあがるなか、志木市らしい愛育班活動を継続するために、班員の声を共有しながら活動の見直しを進めています。
ふじみ野市
交流会や会員講習では他団体に協力を依頼し活動内容の充実を図りました。
松伏町
イベント時に配布している手作りのプレゼントやおやつは、毎回工夫して新しいものにしている。
こしがや市
親子コンサートを通して
①小さな声に耳をかたむけて「どなたでも」の声掛けをし地域に住む子供が安心して参加していただく。
②小さいころから本物の音楽に親しみいろいろな楽器にふれる機会を提供し
体験型コンサートを通して情操教育に寄与する。
課題
越谷市全域対象のため広報に苦慮している。
各地区のコミュニティ団体のイベントが多く、会場とりが難しい。
野外活動はできない(母子愛育会の事業は乳幼児、未就学児対象)
八潮市
会員数の減少や高齢化等課題はありますが、少人数ということを活かして会員それぞれがコミュニケーションをとり、声をかけながら活動しています。
三郷市
令和6年度、設立70周年を迎え5月24日に記念事業として記念誌の作成と式典を行いました。
ご来賓の皆様に祝していただき班員と共に改めて70周年の歩とこれからの活動を確認できました。
伊奈町
ふれあい広場では綿菓子・ポップコーンの配布やヨーヨー釣り、手作りおもちゃの配布、歌とお話の広場を実施し親子や高齢者の方と班員とで交流することができた。
町外研修では羽生市母子愛育会連合会との交流を通して班員どうし交流を深めることができ今後の活動のありかたについて考える機会を持つことができた。
課題として担い手の不足、行事に参加する親子が年々減少しており、班員のモチベーション
低下を懸念している。
ときがわ町
子育てサロンでの愛育班手作りの昼食提供は他ではあまりなく、参加者から好評で喜ばれています。七夕やお月見、クリスマス会、節分、ひなまつりと季節ごとのイベントを計画し、親子で季節の行事を楽しむ機会を作っています。
所沢市
令和6年度で高齢化により、1地区休会になります。新規愛育班員の獲得の難しさや愛育班活動のあり方が課題です。
羽生市
連合会が結成され今年度で70周年を迎えました。各支部長はじめ班員の頑張りと地域の理解と協力により活動が継続できています。役員の高齢化や新たな人材が見つからないことが課題となっています。
入間市
青少年育成事業「育児体験学習・命の大切さ」として市内中学校希望校全校に対して実施している。(8校実施)
中学生に、助産師による性のお話や沐浴・ミルク・抱っこ体験の育児体験を提供することにより,父性母性を培うと共に命の大切さを学び豊かな人間性を育むことを支援している。
高齢化が課題であり地区から選出されている支部は次のなり手がいないため、愛育の新しいあり方を模索中。
子育て支援センターの充実や仕事復帰する母が多くなったことなど行事への参加者も減少しており活動の展開が難しくなっている。
蓮田市
公式ラインを活用し、イベントの周知をし参加申し込みもラインで行っています。HPも作成しイベントの様子がわかるようにしている。今後の課題は役員の減少があげられるためイベントに来ている人への声掛けや役員からの年4回の声かけ運動を通して、一緒に活動してもらえる方を探していく必要があると考えています。
幸手市
いのちの大切さ事業では班員が小学生に対し積極的に赤ちゃんへの声掛けやお世話について教えています。初めは赤ちゃん人形に触れることに対し「怖い」「不安」と話していた小学生も班員が赤ちゃんについて丁寧に話すことで最後は笑顔で赤ちゃん人形を抱っこしている様子が見られます。育ててくれた両親への感謝やいのちの尊さ,他者への思いやりなどを持ついい機会になっています。
白岡市
班員研修として年に1回健康体操、史跡めぐりを実施しています。
神川町
各地区から役員選出され任期が1年である班員が多くをしめるため人材育成が難しい状況である。班員は高齢や働いている人が多く活動に協力してもらうことが難しくなっており組織を維持することが精一杯な状況。
横瀬町
母子愛育会の活動を継続するため令和4年度より活動班員を縮小している。令和6年度からは母子に限らず幅広い年代を対象に、できる活動を継続している。また、チラシを作成し一緒に活動をしてくれる方の募集を開始した。
久喜市
栗橋やさしさときめき祭りで出店している、手作りおもちゃでは、昔ながらのおもちゃを手作りし親子で協力することの良さや親子が触れ合いながら遊ぶ楽しさを伝えています。課題としては班員の高齢化により、人材育成・事業の実施・活動に負担や支障がでてきていることが挙げられます。
加須市
各地区より特色のある遊びの広場や三世代交流会を実施しています。昔の遊びを学校と連携し児童とともに行ったり、特に三世代交流会では愛育班員からの催しとして寸劇を披露したりと、地区によって様々な活動を実施しています。
・班員の高齢化、後継者の不足が課題となっています。
写真で見る愛育班活動

総会に出席の皆さん
総会後の研修会「アンガーマネジメント」 飯田陽子先生

村串先生の指導による実技研修会

素晴らしい作品ができました
第57回埼玉県母子愛育のつどい・80周年記念祝賀会

支部長表彰

知事感謝状受賞

謝辞を述べる受賞者

齊藤邦明埼玉県議会議長の祝辞

水田邦雄理事長の祝辞

加須市母子愛育連合会有志による「思ひ子」合唱

デュオルクレール千勝あずさ様による演奏


祝賀会の様子

来賓の方に花束贈呈
支部の活動の様子

親子で遊ぼう会_滑川町

松伏町のクリスマス会

小川町の活動

白岡市の活動

神川町の活動

ふじみ野市の活動

三郷市70周年記念式典

羽生市愛育だより

こしがやの活動

入間市の活動
令和7年度 恩賜財団母子愛育会埼玉県支部 入間市母子愛育会定期総会・研修会に参加しました。
令和7年5月22日(木)
恩賜財団母子愛育会 愛育推進部
入間市母子愛育会では、杉島理一郎市長、横田淳一市議会議長をご来賓にお迎えし、令和7年度の定期総会が入間市健康福祉センターで開催されました。お二人のご祝辞で、入間市の子育て支援、健康づくりに愛育班の皆様が貢献されていることへの感謝の言葉をいただき、愛育班員の皆さまを激励されました。
入間市の地域保健及び福祉の推進を目的に、声かけ・見守り活動による健康づくりの普及啓発・地域ぐるみの子育て支援を活動方針に掲げ、今年度の活動計画も無事に承認され、新年度がスタートしました。
入間市母子愛育会は、昭和15年の金子村の愛育村指定から始まった歴史のある愛育会です、これからも末永く活発に活動を継続できることを願い、参加した皆さまと「愛育班活動の原点を知る―求められる愛育班活動に発展させようー」をテーマに研修会を行い、改めて愛育班活動の意義について考える時間をいただきました。班員のなり手不足は全国共通する課題ですが、入間市母子愛育会は、班員としての活動は荷が重いけど、行事のお手伝いはできるという人を「協力員」として募集しているそうです。「できる人が、できる時に」をモットーに活動していただける方が増えていくことを願います。