愛育班組織について
昭和60年には、34都道府県で1,282の愛育班が組織され、約七万人ほどの班員が活動していました。 平成の市町村合併など時代の変化に伴い、現在は16県となり416の愛育班で、約三万人が活動しています。
支部の設置
愛育班活動の普及、発展を目的として支部を設置しています。支部の活動をご紹介します。
愛育班ってどんな活動をしているの?
愛育班の基本は、「声かけ、見守り、お互い様」。子どもから高齢者まで地域の人の健康と幸せを願って活動しています。 一人ひとり、いろいろな健康課題を抱えています。それらを個人のものに終わらせず、地域社会の課題として認識し共に手を携えて改善していこうとする活動です。
声かけ・見守り
愛育班員は、健康情報などをお知らせする「愛育班だより」などを配りながら、地域の子ども達や高齢者などに声かけや、見守りを行い地域の健康問題を把握します。

話し合い
みんなで地域の健康問題を発見し解決の方法を考えるなど、健康学習の場、交流の場として班員会議を行います。

子育て支援、高齢者支援、健康づくり活動
話し合いを通じて、地域の健康課題の解決のため「自分たちができること」を考え、様々な活動を行っています。

機関紙の発行・配布
愛育班のイベントや健康情報をご案内する「愛育だより」を発行し、
地域の方に情報を伝えています。

誰もが安心して暮らせる地域をつくる愛育班活動
急速な少子化、高齢化など健康課題は身体面に留まらず、精神的、社会的な課題へと多様化しいています。
そして、地域に暮らす人々は、地域とのつながりが薄れ孤立化が加速しています。子育て中の親子が地域社会から応援されていると実感でき、安心して子育てができる地域づくりが求められています。
「あの子も、この子も みんなの子」と子どもを地域の宝として大切にしてきた愛育活動に共感してくださる仲間の輪を広げましょう。

愛育班活動に関心がある、これから活動を始めたいという方は、こちらを視聴してください。
地域の絆で子育てを支える―子どもが安心して育つ地域をつくる一員になりませんか
愛育班活動の原点を知る―住民の健康課題に取り組む「愛育班」
こんな活動で地域を元気にしています
様々な活動に励む愛育班活動の様子の一部をご紹介します。